コラム
2018.11.30 金曜日ヘルスプロモーションへの挑戦12 月に一度の遠出
新たに立ち上がったウォーキングサークルでは、総会の場で「月に一度は別の場所で歩きませんか」という提案があり、その場で承認してもらった幹事の方々にご検討いただくこととなった。
以前から近辺のウォーキングを楽しんでおられた幹事のUさんが、A)「八国山・将軍塚と荒幡富士へ」、B)「宮沢湖・奥武蔵自然遊歩道」、C)「阿須運動公園・浄心寺」、D)「桜山展望台と周遊コース」という4つの詳細な案を提示してくれたおかげで話はスムーズに進み、12月末に発行しなければならない上述の「ウォーキング日誌2000年春号」には、2~4月までの予定を掲載することができた。
これで、本当の意味での“情報誌”としての日誌の役割がいやがおうにも増したのであるが、「遠出」というのは私たちにとって未知の体験であり、やすやすとコトが進むはずはなかった。それまでのコースはすべて大学周辺だったから、地図も完備していたし下見も簡単だった。1998年の秋から約1年半の蓄積があったので、休憩ポイントも熟知していた。
しかし、遠出となると話が違う。まず、迷わないでいけるように道を確認することの他にも、「体操の場所をどこにするか」から始まり、「歩道が完備されているか(安全に歩けるか)?」。「上り下りの勾配がきつくないか?」、「休憩のときのトイレは充分か?」といったような点も含めて、下見の折に確認する必要がある。場合によっては、下見時にコースを変更することも必要になる。
今となっては当たり前のように幹事の方々には衆知の事柄であるけれども、始めたときには手探りで、「アップダウンがきつすぎた」とか「トイレの場所も見ておかないとだめね」というような反省の言葉が遠出の後の常だった。