コラム
2017.9.19 火曜日Passion for ASIA 2nd
10代の頃から自分の中にあったアジアへの意識の向け方や想いは、今でも私の根底にある。“日本人として何ができるのか”、“日本のため、アジアのためになるようなことを発信していきたい” AFAA JAPAN, JWIの代表となってからも、私の思いは1ミリも変わっていない。
JWIは、世界中どこでも通用するグローバルなライセンスやコンテンツを中心に提供している。それは、これからも日本のインストラクターの活動の場や可能性が広がっていくことを意味している。TWI(TAIWAN WELLNESS INNOVATION)でも同じだ。
そしてその可能性は、大きいに越したことはない。日本と台湾の間で交流をするのもいい。アジアの各地で日本人から学びたいという需要があれば応えたい。日本人に何ができるか。日本人が周囲の国の人々にどういう貢献ができるかを考えたい。
東南アジアのフィリピン、タイ、インドネシア、ベトナム、それぞれに風土に根差した身体づくりの知恵がある。インドネシアには昨年出かけた。来月にはタイとフィリピンのフィットネスクラブを訪問し、現地のAFAAやZUMBA®のインストラクターに会う予定だ。
これらの国々では、フィットネスを指導する人はいるが組織がない。たとえば、ZUMBA®のB1を取ったインストラクターはたくさんいても、そのインストラクターたちをまとめ、サポートする団体がない。AFAAの考え方を踏まえてインストラクターをまとめ、支援するような仕組みがまだできていない。インストラクターの統制がとれなければ、その弊害は結局は、お客さんに跳ね返ってしまうことになる。
また、アジアではまだまだ健康がなおざりになっている国々や地域がある。自分たちができること、役に立ちうることはないだろうか。健康に対する考え方、考える素材。日本が学んだことはアジアの人々にも役に立つのではないだろうか。
私が立ちたい場所はアジアだ。とにかく、身近な人々から幸せになってもらいたい。目標とするところ、目指すのは、アジアの国々が一丸となって健康を求めていく、ASIA WELLNESS INNOVATION だ。