コラム

2017.12.12 火曜日

STRONG by ZUMBA® ―古川真理さんに聞く

 

 

 

 

 

 

プロフィール

古川 真理(ふるかわ まり)

ZUMBA®教育スペシャリスト、STRONG by ZUMBA®マスタートレーナー、AFAA/JWIフルコンサルタント。

 

―11月に本格始動したSTRONG by ZUMBA®ですが、どのようなプログラムですか?

古川 STRONG by ZUMBA®とは、音楽と効果音が織り成す新感覚のインターバルトレーニングです。音に合わせて強度変換をしていくのが特徴で、自重を効果的に使いながら全身を鍛えます。

 

 

 

 

 

 

 

1クラスは55〜60分の設定で、各クラスはウォームアップ・4つのQuadrants・クールダウンで構成されます。4つのQuadrantsには“Ignite” “Fire-up” “Push Your Limit” “Floor play”という名前が付いていて、それぞれに目的とするゴールがあり、運動強度やエクササイズの選択もそれに合わせて考えられています。各Quadrantは8〜12分の設定で、QuadrantsとQuadrantの間には30〜90秒のリチャージセクションがあります。

 

―ZUMBA®とはどのような違いがありますか?

古川 STRONG by ZUMBA®は、ダンスの要素を含みません。ウォームアップは、メインパートでのエクササイズに必要な関節および筋肉をしっかりと準備させるため、通常とは異なります。メインパートは必ずQ1→Q2→Q3→Q4の順序で行いますが、クールダウンに関しても通常とは違い、Q4床でのトレーニングパートの後、すぐに立ち上がってリチャージがあり、ダイナミックストレッチによるクールダウンでエネルギーを再度持ち上げて終了になります。

 

 

 

 

 

 

 

各Quadrantは決められたルーティンで行います(ただし、参加者に合わせてスイッチアウトというバリエーション選択はできます)が、ルーティンを覚えることができるようにサポートしてくれる“RMS”(Routine Memorizing System)という独自のシステムがあります。

STRONG by ZUMBA®では、動作のコンビネーションに合わせて音を作っていく“Synced Music Motivation” という技術がこのプログラムのために特別に開発されています。動作が音楽とシンクすることでモチベーションが上がるような構成になっているのです。

 

―STRONG by ZUMBA®には、どのような効果が期待できますか?

 

 

 

 

 

 

 

古川 心臓血管系の耐久力や持久力などエアロビクス系エクササイズの効果や、筋持久力、筋肉のキレ、骨密度の増加など筋コンディショニング系エクササイズの効果、さらに関節可動域・関節強度の向上、バランス・体幹部の強化など多くの効果が期待されます。より高いカロリー消費とアフターバーンの可能性もあるため、短時間でより効果的に健康効果を高めることができます。しかも、どなたでも楽しみながらトレーニング効果が得られ、これまでの自分の限界値をより早く超えることが可能です。

 

―STRONG by ZUMBA®のインストラクターになるためには、どのようにしたらよいのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

古川 STRONG by ZUMBA®のレッスンを持つためには、STRONG by ZUMBA®トレーニングコースという1日のトレーニングコースをご受講いただく必要があります。また、受講前にマニュアルの予習(Eラーニング)が必須となります。その講習を完全受講いただき、簡単なテストに合格しますと、受講から半年間、STRONG by ZUMBA®のインストラクターとして活動することができます。

半年以上活動される方は「SYNC(シンク)会員」へのご登録が必須となります。SYNC会員は、STRONG by ZUMBA®、ZUMBA®インストラクターはもちろん、一般のZUMBA®愛好家の方でも入会いただくことが可能です。

 

―最後に、まだSTRONG by ZUMBA®を経験したことのない方々に向けて、メッセージをお願いします。

 

古川 STRONG by ZUMBA®は、今までにない全く新しいタイプのエクササイズトレーニングです。「音」が体を動かしてくれ、モチベーションを上げくれる「キー」になっているので、どんどん引き込まれていきます。やりきったあとの達成感、爽快感、自信は経験してみないとわかりません!

格闘技の要素やバランスエクササイズの要素も入ってきますが、ダンスはゼロ(無し)です。アスリート向けではなくフィットネス愛好者のみなさんも、ご自分の体力筋力レベルに合わせて動きを選択できるよう構成されています。ぜひ一度、ご参加ください。自身のレベルをアップしましょう!

 

※画像は2017年11月24日・トレーニングコースにて