コラム

Dr.カイボーの眼
第43回　孤独に感じる時は

孤独に感じる時は「自分のことを理解してくれるひとは誰もいない」と思っています。誰も。 自分も？ 自分の他には誰もですよね。
でも、もしかしたら自分も、自分のことを理解していないかもしれません。 理解していない「かも」と書きましたが、本当は自分自身も自分のことを理解していません。
自分は自分が思っている枠にはまらないのです。 自分の可能性は自分でもわからない。 自分も自分のことがわからないのですから孤独に感じて当たり前です。 孤独に感じた時は、むしろ真の自分を感じようとしているときかもしれませんね。
真の自分がわからない。 それ、正解です。 だから自分は孤独なんです。 そして、その自分探しはまさに自分でしかできないんです。
孤独を受け入れられる人だけが自分探しの道を進むことができます。 今の呼吸を感じて、今の自分を受け入れて、そうしたらこれからも今の自分とは違う真の自分に近い自分が現れてくるでしょう。 それを楽しみに今を孤独に生きるのです。
孤独を避けている間は中々自分探しの道は進めないでしょう。 いつも孤独だと辛いと感じるかもしれませんが、たまには孤独になってみましょう。