コラム

2018.7.20 金曜日

Dr.カイボーの眼
第33回 「マインドウェルネス瞑想」ワークショップレポート

 

 

 

 

 

 

7月15日(日)、東京都大田区池上にある古民家カフェ蓮月で「マインドウェルネス瞑想・身体系」のワークショップを12名の参加者で行いました。皆さんの波動がすばらしくて、会場は開始時間前から穏やかな空気で満たされていました。どのような流れで行くのかは大まかにしか決めていなくて、というか正直なところを言えば、ワークショップの最中にも順番を入れ替えたり、あるいは細かい部分においては予定していたものを外し、予定していなかったものを入れたりもしました。これはいつもの私流の仕方です。その時に感じたことをお話しするのが良いと、思い込みとしてではなく自然にそのように感じているのです。

 

 

 

 

 

 

マインドウェルネス瞑想の基本はマインドフルネス瞑想です。マインドフルネス瞑想とは、今この瞬間の感覚に気づく(認識する)機能を十分に働かせることで、ありのままの姿を受け入れられるようになり、自分らしく生きることができるようになるものです。

 

ただし、そのようになろうと目的をもって行った(ドゥーイングモード)途端にそれは瞑想ではなくなります。今ここの感覚(身体と感覚)のままに居て、ただ気づくこと(ビーイングモード)。動き続けて、思考し続けることに慣れている私たちには難しいことです。

 

 

 

 

 

 

動きを止めて思考を止めてただ感じること。そのための実践として、今している呼吸に意識を向ける静座瞑想、身体の隅々に意識を向けるボディスキャン、身体を動かしながら体内で起きる反応に気づくヨーガ瞑想を基本形として、さらに食べる瞑想や歩く瞑想などで気づきを深めました。身体や感覚の医学的な解剖や生理のお話しもしました。

 

 

 

 

 

 

AFAA/JWIが安全で正しいフィットネスを伝える使命があるように、マインドウェルネス瞑想は自分らしい生き方ができるようになるための安全で正しい瞑想をお伝えするものです。食べる瞑想では安全で正しいヴィーガンスイーツ(動物性食材を一切使わずに作られたスイーツ)を提供されているハルニレ製菓さん(長崎県佐世保市世知原町)のスイーツを用いて行いました。

 

申し訳なかったのはレジメや資料をご用意できなかったことです。マインドウェルネス瞑想について、瞑想法の実践法の簡単な説明などは準備した方がよかったですね。次回からはご用意したいと思いますし、詳細はここのコラムや私のブログ「かいぼーのつぶやき」には随時書いていきます(すでに書いているものも多くあります)ので参考になさってください。

 

 

 

 

 

 

そして、もっとも感動したのは、参加者の皆さんがひとりずつ今回のワークショップに参加した理由を説明する時間でした。1人1分程度と短い時間での発表でしたが、ひとりひとりの思いを全員が丁寧に聞き、拍手をして、共感共鳴の癒しの波動が起きていました。参加者の皆さんがもっていらっしゃる思いがすばらしくて、私とペアでワークショップを担当している峯さんは「JWIってすごい。JWIのメンバーさんはすばらしい方々ばかりだと思って感心して嬉しくなった。」との感想を述べていました。このエネルギーはワークショップから2日経った今でも私の中に幸せの波を起こしています。

 

 

 

 

 

 

次回8月19日は思考系です。次回は心を扱います。もちろん、1回目に参加されなかった方のために身体と感覚についても簡単におさらいします。身体と心は通常はセットで存在するものですからね。そして1回目あるいは2回目を受講された方はぜひ9月16日の3回目のアドヴァンスを受講していただきたいのです。ここでは認知の変容について瞑想とともに心理学的な手法も用いて実践を行います。お楽しみに。 ※ワークショップについて、詳細はこちらをご覧下さい。

https://www.j-wi.co.jp/store/notification165