コラム
2018.5.10 木曜日Dr.カイボーの眼
特別編 武雄から(2)
6回目となった「JOYNT in 武雄」。今年は4月28、29日の2日間で開催されました。GWの始まりであり、隣町の有田町では期間中120万人の人出がある有田陶器市(4/29~5/5)も始まり、道路が渋滞する中、片道5時間以上かけて参加された方もいらっしゃいました。
これまでZUMBA®しか経験のなかった参加者がその他のフィットネス、例えば今回のスケジュールでいえば、太極舞やDance It Out、FATBURN EXTREME、などを体験して、「ZUMBA®以外のプログラムもすごく楽しかった」との意見を聞くと、このイベントの意義が感じられて嬉しく思います。
参加者数の多さだけを追求するならばZUMBA®のみのイベントの方が見込めるかもですが、私は、このイベントでは様々なフィットネスの良さを体感してもらいたいとの思いがあり、JWI(当時はAFAA JAPAN)そのものがもつコンテンツの魅力を提供してもらいたいと奥村社長には伝えてきましたし、その思いを汲んでプログラム提供をしてくださり、大変感謝しています。
また、当初は予想もしていなかったことですが、昨年から私自身が指導者としてステージに立ち、瞑想のクラスを行うようになりました。今年からはJWIが推奨するプログラム「マインドウェルネス瞑想」と名称もつきました。
レッスンは昨年同様、私と峯さんで行いました。あるがままの呼吸、ボディスキャン、丹田呼吸法、ヨーガ瞑想、歩く瞑想など60分間。70名程のみなさんが熱心に集中して瞑想の実践をしていただきました。受講した方の感想としては、「座っての瞑想は雑念が湧いて難しかった」「歩く瞑想は楽しかった」「最近不眠だったのにレッスン中爆睡した」など様々でしたが、どのようなものであれ「気づき」があれば成功です。昨年から2回続けての受講の方からは「昨年と同じものをしても新しい気づきがあった」との感想もいただきました。その通りです。
奥村社長からは「瞑想は毎日するのがいいのでしょうが、1カ月に1回このレッスンを受けるだけでもしっかりとした効果があるのではないでしょうか」とのご意見をいただきました。一緒に瞑想のレッスンをしている峯さんも「瞑想のレッスンを体験しておくと、普段はしていなくても、きついと感じた時に瞑想を実践すると効果があるので、それでもいいですよね」と話します。
より自分らしく生きやすい人生の実践がより可能になる瞑想。ウェルネス・ライフのためにマインドウェルネス瞑想を実践していただけると幸いです。間もなくワークショップスケジュールがオープンになります。
貝原 良太(かいはら りょうた)
医学博士、貝原医院院長。内科診療の中でフィットネスの重要性を感じ、PCを取得。ヨガ、ZUMBA®のレッスンや健康教室、講演活動を行う。