コラム
2018.5.2 水曜日Wedding Message 1st.
私事になるが、昨年(2017年)6月に、僕は生涯の伴侶を得た。彼女は大学の時に所属していたゴルフ部の後輩。僕が大学4年、彼女が2年の頃からの付き合いになる。
2012年、僕はAFAA JAPANの代表に就任した。大学を卒業したばかりで、それまでAFAAの経営にも携わっていなかった僕は、何も準備のない状況で事業を引き継いだ。それからの1、2年はあっという間に過ぎていった。3年目ぐらいから、代表としての立場で仕事を続けていくうえで、“これで落ち着いたと思う瞬間って、一生来ないかな”と思うようになった。
その間ももちろん、彼女との付き合いは続いていた。そんな事情を知ってか知らずか、指導陣の方々はもちろん、会員さんからも「結婚しているんですか?」「いつ結婚するの?」「結婚した方がいいよ」と言われることが多くなったのもこの頃だった。
代表となってから3年が経ち、皆さんが僕をより身近な存在として受け止めて下さるようになったからではないかと思う。年上の方々から見ると、若輩者の僕は地に足がついていないように見えたのかも知れない。あるいは、プライベートな面でも安定して、いい環境を整えて下さいというメッセージだったのか。先輩方が暖かく背中を押してくださり、決心がついた。
彼女も社会人になって3年、多忙で全く会えない時期もあったが、そんな時でも彼女は自分を支えてくれた。いつの間にか、いないと自分としてはつらい存在となり、そんな彼女に恩返しをしていきたいと思うようになった。
2015年、モルディブ。エメラルドブルーの海に架かる橋の上で、彼女の少し先を歩いていた僕はくるりと振り向いてひざまずき、指輪の入った小箱を開けた。
「僕と結婚してください。」
と言うつもりだったが、かなり緊張していて、「僕と結婚してくれますかな?」と聞いてしまった(笑)。後になって彼女に、「変な聞き方だったね」と言われた。(つづく)